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東洋医学四千年の歴史

矢印 ≫36 【股関節痛には足底のツボ】

関取は体を柔らかくするための体操に「股割り」があります。あの大きな巨体からは想像もできない体の柔らかさには感心するばかりです。日頃から「股割り」をしているからこそ、激しいぶつかりや土俵際の柔軟な対応も可能にしているのでしょう。
アスリートの中でも、あの選手の体は「硬い」や「柔らかい」という表現をよく耳にします。これも股関節の動きと密接に関連しています。股関節と骨盤を連結しているのが靭帯や関節包など軟部組織であり、さらにその周りに筋肉がサポートしています。 東洋医学では体の四肢末端に十二経絡(十二のツボの流れ)があり、「手に六経、足に六経」、経絡(ツボの流れ)が体のすみずみにはりめぐらしています。足の内側に痛みがあるときは、肝経、脾経、腎経のそれぞれの経筋にアンバランスがあり、外側に痛みがあるときは、胃経、胆経、膀胱経のそれぞれの経筋にアンバランスがあると考えられます。股関節の内側に痛みがあり、膝や腰にも痛みがある場合は、腎経の経筋によるアンバランスによるものが多く、原因が腎経にある際は足底にある湧泉穴を中心に治療します。
一般に歩きつかれたときは足裏などを刺激し、青竹踏みなどで疲れをほぐしています。これは湧泉穴や腎経を自然に刺激していることになります。
足に疲れを感じたときや、足が張っている感じがあれば、湧泉穴を刺激しましょう。 
湧泉穴は足底部にあり、足趾を足底側に曲げると「人」の字が現れる交点の窪みにとります。

湧泉穴

 

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