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東洋医学四千年の歴史

矢印 ≫17 【魔女のツボ】

ようろう(養老)

 先ほどまで体の不調がなかったのに、重たい物を持ちまたは運動をしたとたん急に腰痛が発症する。いわゆる「ギックリ腰」です。この症状は魔女の一撃と呼ばれ、腰痛の起こる原因としては、内臓が弱り経絡のバランスの崩れからくる内因性のものと体の中に風、寒、湿のそれぞれの邪気が入って起こる外因性のものに大別されます。ギックリ腰はどちらにも属さない不内外因性の腰痛とされ急に力を入れたことで生理的に弱いところが発症したと東洋医学的には考えられています。

 ギックリ腰の中でも痛みの出るポイントは腰部そのものが痛むもの、骨盤部が痛むもの、尾骨付近が痛むものなど様々です。その中で骨盤部が痛むものが多くみられ、これは東洋医学でいう小腸経の経絡が弱まり発症しているケースがあります。この場合には小腸経の経絡や養老穴を中心にハリをします。「養老」の名前の由来には、肩、腕、腰の痛みや目にも効果があり健康増進、寿命延命がかなうことから「養老」になったそうです。

 痛んでから治療するのではなく、平素から手首のマッサージや刺激をしてあげると魔女の不意打ちはなくなるでしょう。養老穴は手首の外側にとります。

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